店長は転職22回クビ4回！日本一友達ができるバー「旅BAR 夢port」が人生の転機となる

名古屋市の栄に日本一話せる友達ができるバーがある。
その名は「旅BAR 夢port」

店長のようすけ君は「転職22回クビ4回」というぶっ飛んだ経歴の持ち主です。

かなり変わったバーですが、旅BAR 夢portのおかげで多くの人の人生が輝きを取り戻し、再スタートを切るきっかけとなる。
まさに現代のかけこみ寺とも言える存在です。

この記事ではそんな旅BAR 夢portの店長とマネージャーの2人にインタビュー。

働き方や人生に悩む人は必読の記事です。

「日本一話せる友達ができるバー」旅BAR 夢portってどんなところ？

ーー「旅BAR」と聞くと旅人のためのBarというイメージですが、お客さんは旅好きの方が多いのですか？

ようすけ：昔はそうだったんですけど、今は違いますね。

ズッキー：うん。近々、名前も変更する予定で（笑）

 

ーーえ！じゃあ旅BARって一言で言うとどんなバーなんですか？

ようすけ：日本一話せる友達ができるバーです！このコンセプトを強く推していて、うちは1人で来ても必ず誰かと仲良くなって、気持ちよく帰れます。

 

ーーそこまで宣言しているバーって凄いですね！しかし、お客さん同士をどうやって交流させているんですか？

ようすけ：めっちゃフランクなお客さんならすぐに他のお客さんと繋げますね。そうしたら勝手に交流が生まれるので。
けど、実際は少し大人しい人の方が多いです。そんな人とはまず僕たちが仲良くなります。そしたらまた来てくださるので、徐々に他のお客さんにも紹介して…と言う感じです。

ズッキー：あとは席の配置も重要。最初はなるべく同性や同年代で近い席に座れるように工夫します。あとは雰囲気が似てるとか、性格が合いそうとか。
ある意味、そこのマッチングが腕の見せ所だと思っています。

結婚！根暗解消！旅BAR 夢portが人生のターニングポイントに

ーー「旅BARがきっかけで人生が変わった！」というエピソードがあれば教えて欲しいです。

ようすけ：旅BARがきっかけのカップルはよくいますよ。もう30組近く見てきたかな。

ズッキー：旅BARがきっかけで結婚した人もいましたからね。

 

ーーえ！じゃあもう出会いのバーということでいいですか？

ようすけ：いや、そういうわけではないです（笑）実際に旅BARで知り合ったことがきっかかけで転職先が決まった人もいるし、フリーランスの人たちの仕事が決まることも多いです。

ズッキー：他にもすごく根暗で悪口ばっかり言ってたお客さんがいて。最初は苦手だったんですけど、旅BARに通っているうちに性格が明るくなって！今では自分で仕事もしていて、本当に変わりましたね。

ようすけ「4回もクビになった俺を見て、みんな安心していく（笑）」

ーー旅BARは従業員もお客さんも自由な働き方をしている人が多いイメージです。そういう意味ではやっぱりフリーランスのお客さんが多いのですか？

ズッキー：業種としては多種多様です。ただ、共通して言えるのは、みんな、なんらかの不満を抱えて足を運んで来ます。なにか変わる手段として旅BARに訪れているんです。
それは働き方であったり、プライベートな悩みもあります。

ようすけ：そう言う意味では旅BARがきっかけで、会社を辞めてフリーランスの働き方に挑戦している人は多いかもしれませんね。

 

ーーなるほど。しかし、そういった悩みを抱えたお客さんに対して、どんな接し方をするんですか？

ようすけ：「僕を見て！」って感じです！僕はいままでに22回転職して、そのうち4回はクビになっているんですよ（笑）
「うわ！自分よりもっとひどいやついる！」って思ってもらえたら、それだけで相手の気持ちを楽にさせてあげれると思っています。

ズッキー：悩んでいる人って、自分に自信が持てていない人が多いんですよ。けど旅BARはどんなに人に対しても全肯定の空間なので、そんな人たちの居場所になれると思うんです。

ようすけ：そうそう。旅BARはどんな人でも受け入れる。例えば、会社での働き方に悩んでいる人って不器用な人が多くて。その代わりに一点集中型というか…得意なことは猛烈に得意だったりするんですよ。
僕たちはその得意な部分に目を向けてコミュニケーションを取っているんです。

もはや誰が店員かわからないバー？旅Bar 夢portの今後の展望

ーー最後に旅BARの今後の展望についてお聞かせください。

ようすけ：バーの概念を壊したいっていうのが常にあります。その辺で寝転がっている人もいれば、音楽している人もいるみたいな。自由な空間を作りたいですね。
もっと言えば、店員とお客の枠も無くしたいんです。

 

ーー店員とお客の枠を無くすとはどう言う意味ですか？

ようすけ：例えば、お客さんが勝手にカウンターに入って、勝手にお酒作ってるみたいな。ご飯の持ち込みも自由なので勝手に、家からご飯持って来て食べちゃうとか、作っちゃうみたいな空間にしたいんです。
もともと上下関係とかすごく嫌いなんですよ。だから全部取っ払ってフラットにしたい。

ズッキー：バーの概念を壊すという意味では、最近の旅BARは1日店長や企画をほぼ毎日やっています。いつも旅BAR以外の人がお店の中心にいるし、変なこともたくさんする。もはやバーとは言えないかもしれないです（笑）

ーー素晴らしい…！旅BARのこれからの活躍に目が離せないです。本日はありがとうございました！

【おまけ】実は取材前にドッキリをやられました

実はこの取材をする前に、旅BARのみなさんからドッキリの洗礼をうけました（笑）
わたくし沖ケイタ、人生初のドッキリ&胴上げだったので、とても良い思い出になりました。

ドッキリの様子は動画で見れるので是非見てください！

ライター：沖ケイタ